希望にあふれる春を迎え平素よりご通院いただきありがとうございます。
歯科衛生士の山澤です。
今回は『口遊びチャレンジ』についてです。
PART1
『子供が食べている所を見たことがありますか?』
食事中鼻呼吸ができないため、口唇を閉じて噛むことができずパクパク食べるように見えたり、クチャクチャと音がしてしまう。
お口ぽかん=食べることが遅いという可能性があります。
不正咬合のリスクにつながる可能性もあり乳歯列に口唇閉鎖力を高めることは不正咬合予防になるといえると思います。
PART2
『今、口遊びが減った理由』
かつては子供が紙風船やシャボン玉、風車、吹き戻し口笛などで遊ぶ様子を見かけました。
「あっかんべー」もその一つで毎日の遊びの中から自然に口腔機能を高められました。
しかし最近口遊びする子供を見かけません。
子供を取り巻く環境、例えばテレビゲームなど室内遊びの増加、今はコロナ禍における感染防止への配慮が1番かもしれません。
≪口遊びチャレンジ≫
ストロー射的
- 紙コップなどで的を作り机に並べストローを吹いて的をたおします。
始めは近い所からチャレンジ!
たおせるようになったら遠くから吹いてみよう。
ストローの魚つり
- 紙に魚の絵を書き切り取って机に並べます。
- ストローで吸って魚を釣ります。
口元トレーニング あいうべ体操
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と口を大きく横に広げる
- 「うー」と口を強く前に突き出す
- 「べー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けます。