バランスのとれた食事をするにはまず歯から
平素よりご通院いただきまして、ありがとうございます。歯科衛生士の小幡です。
日に日に寒さがつのり、冬の気配が近づいてきました。調子を崩されないようお気を付け下さい。
日に日に寒さがつのり、冬の気配が近づいてきました。調子を崩されないようお気を付け下さい。
☑今回の内容は食事と咀嚼について(?咀嚼とはもぐもぐ噛む事です)
栄養のバランスのとれた食事は、ご飯など穀類の[主食]を基本に、肉や魚などタンパク質が主体の[主菜]、野菜や海藻、きのこなどの[副菜]、そして[汁物]を組み合わせた和定食が理想的です。
- 肉にはタンパク質と脂質が多く含まれているので、筋肉を維持するのに効率が良いです!
- 魚も肉と同じくらいアミノ酸が豊富なので、魚も食べる事でバランス良くタンパク質と脂質が摂取できます!
咀嚼をする事は、脳に血液を送るため反射神経・記憶力・判断力・集中力が高まる効果があると言われています。唾液には、発がん性物質が作り出す活性酵素を消す働きがある[ペルオキシダーゼ]が含まれているため、咀嚼回数を増やし唾液をたくさん分泌させる事で、がん予防の効果、心筋梗塞や脳卒中、動脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症予防にも有効だと言われています。
つまり、咀嚼には様々な健康効果があります!!
部分的に歯が無かったり、虫歯などで歯が痛くなってしまうと、咀嚼がしにくくなります。そのため、栄養バランスが崩れ、体調や身体にも変化が現れます。
歯を失う原因は食生活も含まれます。これを機に食生活を見直し、咀嚼についても知っていただければ幸いです...
治療が終了しても、大切な歯を維持するために是非、定期健診で通って下さい。