平素より当院へご来院いただき、ありがとうございます。院長の似内です。
清々しい初夏を迎え、木々の緑も日ごとに深くなってまいりました。患者様のみなさまにおかれましてはますますご健勝のことと存じます。
このホームデンタル通信は今回で14回目です。私が初めて投函させていただいた第1回目は2018年9月でした。皆様のお力添えのおかげにより当院は今年で開業5年目となります。この場をお借りして患者様ならびに当院スタッフ、当院に関わって頂いたすべての方々に感謝申し上げます。
今回のテーマは「虫歯や歯周病になる理由」です。
トラブルの原因はバイオフィルム(歯垢)という菌の塊でお口の中にぬめりや、ネバネバとして存在しています。生まれたての赤ちゃんは無菌状態ですが、あらゆる理由でお口の中に菌が入り込んで感染してしまうのです。
その理由は
- 生まれた瞬間にお母さんからもらう菌
- 小さい時に家族からもらう菌
- 学校に行き始めて友達からもらう菌
- パートナーからもらう菌
と様々です。虫歯菌は生まれた瞬間や赤ちゃんに食べ物をフーフーして冷ます事、口移しなどで周囲から感染しますし、歯周病菌は18歳以降にパートナーから感染すると言われています。
これから生まれてくる赤ちゃんや小さいお子さんには、お口をきれいな状態にしてから接してあげると将来虫歯ゼロを目指せるかもしれません。私たちはもともと無菌状態で産まれてきました。ホームケアと定期検診でお口の中の虫歯菌や歯周病菌をどんどん減らして、生まれたての状態を一緒に目指しましょう!