平素よりご通院いただきありがとうございます。歯科衛生士の加藤です。
寒さも厳しくなりましたがお体ご自愛下さい。
今回は「仕上げ磨き」についてです。
仕上げ磨きは少なくとも小学校4年生までは必要です。手先の細かい作業や歯ブラシを細かく動かすことができるようになるのは10歳くらいと言われており、自分一人では磨けてないと思って下さい。理想的には小学校卒業まで仕上げ磨きしていただくと安心です。
☆仕上げ磨きのポイント☆
- 姿勢は寝かせた状態で行う
お子さんを立たせたまま磨くと奥歯がよく見えません。膝の上に頭をのせて、明るい場所で磨いてください。 - 歯ブラシは柔らかめでヘッドの小さいものを選びましょう
歯ブラシが硬いと歯や歯ぐきを傷つけてしまうため、柔らかいものを選びましょう。 - 1か所につき20回目安に動かす
歯1~2本を20回くらい目安に歯ブラシを細かく動かし、ゴシゴシ力が入らないように優しく磨きましょう。歯ブラシを鉛筆持ちにすると余分な力が入りません。 - 6歳臼歯は念入りに磨く
6歳頃一番奥に生えてくる永久歯です。生えたての歯は弱く噛み合わせの溝が深く複雑なため虫歯になりやすいので注意して磨きましょう。 - 糸ようじを使う
歯と歯の間は虫歯になりやすい場所です。糸ようじも併せて使うようにしましょう。
毎日の仕上げ磨きは忙しいご両親にとって負担になることもあると思いますが、限られた時間での親子コミュニケーションですので、楽しみながら続けていただければと思います。何かご質問がございましたら、お気軽にスタッフにご相談下さい。